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法人でゴルフ会員権を持つメリットとは?個人との違い・経費処理・選び方を解説


接待ゴルフが多いから、会社でゴルフ会員権を持ったほうが得なのでは?
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法人名義と個人名義、どちらで買うべき?
—業績が安定してきた企業の経営者なら、一度は考えるテーマではないでしょうか。
法人ゴルフ会員権は、接待・商談の場としてはもちろん、福利厚生や会社の資産としても活用できる一方、名義の選び方や税務処理を間違えると、思わぬ課税リスクを招くこともあります。
この記事では、法人ゴルフ会員権の仕組みと個人会員権との違い、法人で持つメリット・デメリット、経費処理の基本、失敗しないコース選びのポイントまで、経営者・総務担当者向けにわかりやすく解説します。
目次
法人ゴルフ会員権とは?個人会員権との違い


法人ゴルフ会員権とは、その名のとおり法人(会社)名義で保有するゴルフ会員権です。会社の資産として計上され、記名された役員・従業員がメンバーとしてプレーできます。
記名式と無記名式の2種類がある
法人会員権には「記名式」と「無記名式」があります。違いは次のとおりです。
| 項目 | 法人記名式 | 法人無記名式 |
|---|---|---|
| 利用できる人 | 記名された役員・従業員のみ | その法人の社員なら誰でも利用可 |
| 価格・年会費 | 個人会員権と同水準が多い | 記名式の2~5倍になることも |
| 流通量 | 多い | 少ない(新規発行はほぼ停止) |
| 向いている用途 | 特定の役員による接待・商談 | 全社的な福利厚生 |
無記名式は「社員なら誰でも使える」利便性から福利厚生に最適ですが、ゴルフ場側が利用者を把握しにくいことから現在ではほとんど発行されておらず、市場でも希少です。
現実的には、記名式を役員数名分の連名で持つケースが主流となっています。
個人会員権との違いは「名義・税務・記名者変更」
法人会員権と個人会員権の実務的な違いを整理します。
| 項目 | 法人会員権 | 個人会員権 |
|---|---|---|
| 名義 | 会社 | 個人 |
| 購入費用の扱い | 会社の資産として計上 | 個人の資産 |
| 年会費・プレー代 | 要件を満たせば交際費等で損金算入 | 経費化不可 |
| 売却損 | 損金算入できる | 他の所得と損益通算不可 |
| 記名者(利用者)の変更 | 割安な記名者変更料で社内変更可 | 名義書換料が全額必要 |
特に注目したいのが記名者変更料の安さです。
たとえば通常の名義書換料が100万円のコースでも、法人会員権の記名者変更(担当役員の交代など)は30万円程度で済むケースがあります。
人の入れ替わりがある会社にとって、これは大きなコスト差になります。
法人でゴルフ会員権を持つ5つのメリット


法人でゴルフ会員権を持つ主なメリットは、次の5つです。
- 接待・商談の「ホームグラウンド」を持てる
- 福利厚生として社員のエンゲージメントを高められる
- 記名者の社内変更で世代交代に強い
- 資産計上でき、売却損は損金にできる
- 年会費や接待プレー代を経費にできる
① 接待・商談の「ホームグラウンド」を持てる
メンバーとして取引先を招待すれば、予約の融通・スタッフの対応・料金面のすべてでビジター接待とは格の違うおもてなしができます。
「あの会社はあの名門のメンバー」という事実自体が、取引先への信頼のシグナルにもなります。
商談の場としてのゴルフは、社外の会食よりも長い時間を共有でき、関係構築の効果が高いとされています。
② 福利厚生として社員のエンゲージメントを高められる
社員がメンバー料金でプレーできる環境は、ゴルフ好きの人材にとって大きな魅力です。社内コンペの開催や若手のゴルフデビュー支援など、採用・定着の武器としての活用も広がっています。
③ 記名者変更が割安で、会社として長く使える
前述のとおり、法人会員権は記名者の社内変更が割安です。担当役員の交代や世代交代があっても、会員権自体は会社の資産として使い続けられます。
個人名義では退職・相続のたびに会員権が動いてしまうのに対し、法人名義は事業の継続性と相性が良いのです。
④ 資産計上でき、売却損は損金にできる
購入費用は会社の資産(ゴルフ会員権)として計上されます。
使わなくなって売却する際、帳簿価額を下回って売却損が出ても、法人なら損金算入が可能です。個人の売却損が他の所得と損益通算できないのと比べ、税務上の柔軟性があります。
⑤ 年会費や接待プレー代を経費にできる
会員権本体は資産計上ですが、年会費は交際費として、取引先との接待プレー代も交際費として損金算入できます(要件あり)。個人で負担すれば税引き後のお金から払うことになる費用を、法人では経費処理できるのは実質的なメリットです。
こうしたメリットを最大化するには、「法人会員権を取り扱っているか」「記名者は何名まで登録できるか」「記名者変更料はいくらか」といった条件をコースごとに確認する必要があります。法人対応コースの情報は、仲介業者に聞くのが最も早く確実です。
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法人ゴルフ会員権のデメリット・注意点4つ


購入前に押さえたい4つの注意点
- 「個人名義」で買うと給与課税のリスク
- 交際費の損金算入には限度額がある
- 業務利用の記録がないと否認リスク
- 使われない「塩漬け資産」になりやすい
① 「個人名義」で買うと給与課税のリスク
最重要の注意点です。会社がお金を出しても、会員権の名義が役員個人になっていると、購入費用はその役員への給与(役員賞与)として扱われるのが原則です。役員個人に所得税がかかるうえ、役員賞与は損金にならないため、会社・個人の双方が課税で損をします。法人利用が目的なら、必ず法人名義で購入してください。
② 交際費の損金算入には限度額がある
年会費や接待プレー代は交際費扱いですが、交際費には損金算入の限度(中小法人は年800万円まで等)があります。接待支出の多い会社は、枠の使い方を経理担当者・税理士と相談しておきましょう。
③ 業務利用の記録を残さないと否認リスク
役員の私的なプレー費用を会社負担にすると給与課税の対象になります。「誰と・いつ・何の目的で」を記録し、業務関連性を説明できる状態にしておくことが、税務調査対策の基本です。
④ 使われない「塩漬け資産」になりやすい
担当役員の退任やゴルフ離れで利用されなくなっても、年会費は毎年発生します。2026年は年会費を値上げするゴルフ場が過去最多となる見込みで、保有コストは増加傾向。使っていない法人会員権は、売却損を損金化できるうちに整理するのが合理的です。
法人ゴルフ会員権の経費・税務処理の基本


税務処理の全体像を表で押さえておきましょう。
| 場面 | 処理 |
|---|---|
| 購入時(本体・入会金・名義書換料・手数料) | 資産計上(損金不可・減価償却なし) |
| 年会費・ロッカー料 | 交際費(損金算入可) |
| 接待プレー代 | 交際費(業務関連性が必要) |
| 役員の私的プレー代 | 給与(本人に所得税課税) |
| 記名者変更料(社内変更) | 交際費 |
| 売却時の損益 | 帳簿価額との差額を売却損益として計上(損金算入可) |
ポイントは「本体は資産、維持費は交際費、私的利用は給与」の3原則です。より詳しい仕訳例や消費税の取り扱いは、別記事「ゴルフ会員権の税金・経費はどうなる?」で解説しているので併せてご覧ください。
なお、購入前に「いくらの資産になるのか」「売却時の出口はどうか」を把握するには、現在の相場と流動性の確認が欠かせません。
稟議・決裁用の資料として、候補コースの相場情報を業者から取り寄せておくとスムーズです。
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失敗しない法人向けコース選び4つのポイント


法人向けにコースを選ぶときは、次の4点をチェックしましょう。
- 取引先を招きやすい立地・アクセス
- 接待にふさわしい格とクラブハウス・食事
- 記名者の人数枠と記名者変更料
- 相場の安定性(出口価値)
① 取引先を招きやすい立地・アクセス
接待利用が主目的なら、都心や取引先の拠点からのアクセスが最優先です。高速インターから近い、クラブバスがある、といった条件は招く側・招かれる側双方の負担を減らします。
② 接待にふさわしい格とクラブハウス・食事
コースの格、クラブハウスの雰囲気、レストランの質は、接待の印象を大きく左右します。
名門と呼ばれるコースはこの点で間違いがありませんが、その分入会審査や紹介者要件が厳しいため、自社が入会要件を満たせるかも事前確認が必要です。
③ 記名者の人数枠と記名者変更料
法人会員権は「記名者1名」「2名連名」など形態が分かれます。将来の役員交代も見据え、記名者変更料の水準と手続き要件は必ず確認しましょう。ここを見落とすと、数年後に想定外のコストが発生します。
④ 相場の安定性(出口価値)
会社の資産である以上、「売るときにいくらになるか」も重要です。相場が安定している人気コースなら、資産価値を保ちながら活用できます。年会費の値上げ動向や相場の推移も含め、候補コースの「資産としての質」は仲介業者の情報で見極めるのが確実です。
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法人ゴルフ会員権 購入の流れ5ステップ


法人での購入手続きは、個人より書類がやや多いものの、流れ自体はシンプルです。
ステップ①:仲介業者に用途・予算を相談する
接待中心か福利厚生中心か、利用する役員の人数、予算の上限を伝えると、条件に合う法人対応コースの候補と相場情報を提示してもらえます。
ステップ②:候補コースの視察・条件確認
気になるコースは実際にプレーして確認しましょう。同時に、記名者の人数枠・記名者変更料・年会費・入会審査の要件(法人の業歴や決算内容など)を確認します。
ステップ③:社内決裁(稟議)
会員権価格・名義書換料・年会費を含む総額と、資産計上の方法をまとめて稟議にかけます。仲介業者から相場資料や見積書を取り寄せておくと、決裁がスムーズです。
ステップ④:売買契約と入会審査
会員権の売買契約後、ゴルフ場の入会審査を受けます。法人の場合、登記簿謄本・決算書類・記名者の経歴書などの提出を求められるのが一般的です。書類の準備は仲介業者がサポートしてくれます。
ステップ⑤:名義書換料の支払い・メンバーとして利用開始
審査通過後、名義書換料を支払えば手続き完了です。相談から利用開始まで、スムーズに進めば1~2ヶ月程度が目安です。
【比較】法人ゴルフ会員権の相談に強い仲介業者3社


法人名義での購入相談・記名式/無記名式の選定・売却査定まで対応する、信頼と実績の3社です。相談・査定はいずれも無料。稟議前の情報収集段階でも気軽に問い合わせられます。
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| 項目 | 朝日ゴルフ | 住地ゴルフ | 日本ゴルフ同友会 |
|---|---|---|---|
| 特徴 | 20年以上の取引実績を持つ老舗仲介業者 | 全国のゴルフ場会員権を扱う業界屈指の実績 | 購入・売却をトータルサポート |
| 法人会員権の取扱 | 対応 | 対応 | 対応 |
| 相談・査定 | 無料 | 無料 | 無料 |
| 対応エリア | 全国 | 全国 | 全国 |
| こんな会社におすすめ | 実績重視で確実に進めたい | 候補を幅広く比較したい | 手続きまで任せたい |
| 公式サイト | https://www.asahi-golf.co.jp/ | https://juchi.jp/ | https://www.golfdoyukai.co.jp/ |
どこも無料で相談できるので、まずは1~2社に相場の査定を依頼して比較するのがおすすめです。
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朝日ゴルフ|20年以上の実績。法人の入会要件・書類も熟知
株式会社朝日ゴルフは、20年以上の取引実績を誇る老舗の会員権仲介業者です。
法人会員権を扱うコースの情報、入会審査の要件、登記簿謄本など必要書類の準備まで、法人購入特有の実務を熟知しています。
「会社で持つのは初めて」という経営者でも、最初の相談から契約まで安心して進められます。
住地ゴルフ|全国の法人対応コースから幅広く提案
株式会社住地ゴルフは、全国のゴルフ場の会員権を幅広く扱う業界屈指の仲介業者です。
「本社からも支社からも使いやすいコース」「予算500万円で接待向きのコース」といった条件に対し、全国の情報網から候補を提案してくれます。
法人会員権の売却時も、全国規模の買い手ネットワークでスピーディーな成約が期待できます。
日本ゴルフ同友会|記名者変更や売却まで長く付き合える
株式会社日本ゴルフ同友会は、ゴルフ会員権の購入・売却をトータルでサポートする仲介業者です。
購入時だけでなく、役員交代に伴う記名者変更の手続きや、不要になった際の売却まで、法人の「ゴルフ資産管理」に長く伴走してくれるのが魅力。
担当者が変わっても相談先が変わらない安心感があります。
法人ゴルフ会員権に関するよくある質問


Q. ひとり社長の会社でも法人名義で買えますか?
多くのコースで可能です。ただし、設立間もない法人には決算書の提出を求めるなど、法人の入会審査には一定の要件があります。
自社が要件を満たすコースを効率よく探すには、仲介業者に条件を伝えて絞り込んでもらうのが早道です。
Q. 個人名義の会員権を法人名義に変更できますか?
コースの規定によりますが、通常は名義書換料を支払って正規の名義変更手続きを行うことになります(個人→法人の変更を認めていないコースもあります)。
税務上も譲渡として扱われるため、時価での取引と適切な処理が必要です。詳しくは仲介業者と税理士に確認しましょう。
Q. 決算対策として売却するのは有効ですか?
含み損のある法人会員権を売却すれば、売却損を損金算入でき、課税所得の圧縮につながる場合があります。
決算期末までに名義書換を完了させるにはスケジュール管理が重要なので、早めに査定・売却の相談を始めましょう。
Q. 法人の入会審査に落ちることはありますか?
あります。設立からの年数、決算内容、業種、記名者の年齢・ゴルフ歴などがコースごとの基準で審査され、名門コースほど基準は厳格です。
ただし、審査基準はコースによって大きく異なるため、1つのコースで難しくても他に選択肢は十分あります。
自社の状況で入会しやすいコースを知りたい場合は、仲介業者に率直に相談するのが近道です。
Q. 社名変更や合併があった場合、会員権はどうなりますか?
単なる社名変更であれば、多くのコースで所定の手続き(変更届など)で対応できます。
一方、合併・会社分割などで法人格が変わる場合は、名義書換扱いとなり書換料が発生するケースがあります。
M&Aの予定がある場合は、事前にコースの規定を確認しておきましょう。
Q. 無記名式の会員権はまだ手に入りますか?
新規発行はほぼ停止しており、市場に出回る中古も希少です。出物があれば価格は記名式より大幅に高くなる傾向があります。
福利厚生目的なら、複数名の記名式連名や、記名者変更料の安いコースを選ぶなど代替案も含めて業者に相談するのが現実的です。
まとめ:法人ゴルフ会員権は「攻めの経費」と「資産」の両面で考える


法人ゴルフ会員権は、接待・商談の質を高める営業ツールであり、福利厚生の目玉であり、売却損を損金化できる会社の資産でもあります。
一方で、名義の選び方を誤ると給与課税のリスクがあり、コース選びを誤ると塩漬け資産になりかねません。
成功のカギは、「法人名義で買う」「業務利用の記録を残す」「記名者変更料と出口価値まで確認してコースを選ぶ」の3点です。
そして、法人対応コースの条件や相場といった判断材料は、仲介業者から無料で入手できます。
まずは用途と予算を伝えて、貴社に合う候補を提案してもらうところから始めましょう。
\ 法人購入の相談・査定は無料。まずは候補コースをチェック /
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