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400mスパイクおすすめ8選!後半に失速しない選び方をレベル別に解説【2026年】

400mは「最も過酷なスプリント種目」と呼ばれ、スピードとスピード持久力の両方が求められる種目です。
だからこそ、100m用と同じ感覚でスパイクを選んでしまうと、ラスト100mで脚が持たず、後半の失速につながってしまいます。
この記事では、400m(およびロングスプリント全般)に適したスパイクの選び方を解説したうえで、初心者・中級者・上級者のレベル別におすすめモデル8選を紹介します。
いずれもAmazonなどの通販で購入しやすい現行モデルを中心に選定しています。
部活を始めたばかりの中学生・高校生から、自己ベスト更新を狙う上級者まで、ぜひスパイク選びの参考にしてください。
この記事の結論
400mスパイクは、反発力より「後半まで脚が持つこと」を軸に選ぶのが正解です。
- プレートは柔らかめを基本に選ぶ
- クッション性・コーナリング性能も要チェック
- 初心者は兼用モデル、中級者以上は専用モデルへ
目次
400m用スパイクの選び方|100m用と何が違う?

400mのスパイク選びで押さえるべきポイントは大きく4つです。
100m・200mのショートスプリント用とは求められる性能が異なるため、まずはこの違いを理解しておきましょう。
①プレートは「柔らかめ」を選ぶのが基本

スパイクの性格を最も左右するのが、靴底に搭載されたプレートの硬さです。
プレートは硬いほど反発力が大きくなり、トップスピードは出しやすくなります。ただし、そのぶんプレートを曲げるための筋力が必要になり、脚への負担も大きくなります。
100mなら10〜11秒台で走り終わりますが、400mは50秒前後、脚に負荷をかけ続ける種目です。
硬すぎるプレートでは後半に脚が動かなくなり、いわゆる「腰が落ちた」状態で失速してしまいます。
400mをメインにする選手は、適度な柔軟性と屈曲性のあるプレートを選ぶのがセオリーです。実際に各メーカーとも、ロングスプリント向けモデルにはあえて柔らかめのプレートを採用しています。
②ソールのクッション性・接地感をチェックする

400mでは接地回数が100mの約4倍になります。1歩ごとの衝撃をどれだけ緩和できるかが、レース後半の余力に直結します。
ソールに適度な厚みとクッション材があるモデルなら、後半も脚を残しやすくなります。
また、400mではレース中盤にリラックスした「フロート区間」を作る走り方が一般的です。
つま先の傾斜が強すぎるフォアフット特化型よりも、フラット寄りの接地でも走りやすいソール形状のほうが、ペースコントロールがしやすいという声も多く聞かれます。
自分の接地タイプ(フォアフット接地かフラット接地か)に合わせて選びましょう。
③コーナーの走りやすさも重要

400mはレースの半分がコーナーです。遠心力に耐えながら体を内側に傾けて走るため、コーナリング性能を考慮した設計だとエネルギーロスを抑えられます。
ミズノのXレーザーシリーズのように、ソール内側と外側で剛性を変えて曲走路での走りやすさを追求した「ロングスプリント専用設計」のスパイクは、400m選手にとって大きな武器になります。
④レベルに合わせて「兼用」か「専用」かを選ぶ

トラックへの対応は、レベルによって選び方が変わります。まずは下の表で違いを確認しておきましょう。
| タイプ | おすすめの人 | 特徴 |
|---|---|---|
| 兼用モデル | 初心者(最初の1足) | タータンと土の両方で使える。耐久性・クッション性が高い |
| 専用モデル | 中級者以上 | タータン特化で軽量・高反発。試合向き |
初心者は「オールウェザー・土トラック兼用」モデル
陸上を始めたばかりの中学生・高校生は、競技場のタータンと学校の土グラウンドの両方で使える兼用モデルが最初の1足に最適です。
兼用モデルは耐久性とクッション性に優れ、練習から試合まで1足でカバーできます。
購入前の注意点
購入時に付属するピンは土トラック用の場合が多く、タータンで使う際は対応ピンへの交換が必要です。
中級者以上は「オールウェザー専用」モデル
タータンでの試合が中心になってきたら、軽量性と反発性に優れたオールウェザー専用モデルへのステップアップがおすすめです。
練習用に兼用モデル、試合用に専用モデルという「2足持ち」が、中級者以上の定番スタイルです。
⑤サイズ感とフィット感は必ず確認する

スパイクはランニングシューズよりもタイトに履くのが基本で、つま先に5mm程度の余裕があるサイズが目安です。
大きすぎるとシューズ内で足がズレてエネルギーロスや靴擦れの原因になり、特にコーナーの多い400mでは横ブレが失速に直結します。
メーカーごとの足型の傾向は、下の表を参考にしてください。
| メーカー | 足型の傾向 |
|---|---|
| アシックス・ミズノ | 日本人向けのラスト。甲高・幅広でも合わせやすい |
| ナイキ・アディダス | 海外メーカーで、やや細身の傾向 |
通販で購入する場合は、普段履いているシューズのメーカー・サイズを基準に、レビューのサイズ感情報も参考にすると失敗が少なくなります。
【レベル別】400mスパイクおすすめ8選

ここからは、400m・ロングスプリントに適したおすすめスパイクをレベル別に紹介します。
いずれも国内で流通量が多く、Amazonで購入しやすい現行モデルを中心に選定しています。
※価格は変動するため、購入時に最新の販売ページをご確認ください。
【初心者向け】最初の1足におすすめの3足

1. アシックス エフォート14(EFFORT 14)

EFFORT 14は、中学生が最初に買うスパイクの定番中の定番。100m〜1500mからハードル、跳躍種目まで対応するオールラウンドモデルで、まだ専門種目が決まっていない選手でも安心です。
土踏まずを支えるARCHWRAP構造など足に優しい機能が充実しており、筋力がまだ発達していない初心者でも無理なく履けます。
2. ミズノ エックスファースト(X FIRST)

X FIRSTは、エフォートと並ぶ「最初の1足」の二大定番。こちらも短距離から中長距離、跳躍まで幅広く対応する兼用モデルです。
柔らかめのプレートで脚への負担が少なく、400mのように距離が長めの種目でも扱いやすいのが特徴。アッパーが柔らかく履き心地が良いので、400mと800mを掛け持ちする選手にもおすすめです。
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3. アシックス ヒートスプリント13(HEATSPRINT 13)

HEATSPRINT 13は、「種目は短距離に決めた」という初心者〜初級者向けの短距離専用エントリーモデル。エフォートよりも短距離(100〜400m)に特化した設計で、初心者向けながらスパイクらしい反発感を味わえます。
兼用モデルなので土グラウンドの練習でも使用可能。クッション性と屈曲性に配慮されており、上級者の練習用セカンドスパイクとしても人気があります。
【中級者向け】タイム更新を狙うステップアップの2足

4. アシックス SPブレード SF2(SP BLADE SF 2)

SP BLADE SF 2は、アシックスの中級者向け定番シリーズの現行モデル。反発性・屈曲性・安定性・フィット性のバランスが良く、「初めてのオールウェザー専用スパイク」として鉄板の選択肢です。
プレートは硬すぎないちょうど良い硬さで、100mから400mまで幅広く対応。シューレースとベルトの併用で足をしっかりホールドしてくれるため、コーナーでのブレも抑えられます。
5. ミズノ エックスレーザーネクスト3(X LASER NEXT 3)

X LASER NEXT 3は、400m選手のための1足といえばコレ。ミズノXシリーズのうち、200m・400mのロングスプリント専用に設計された中級者向けモデルです。
ソールのねじれ剛性を調整することでコーナーでの走りやすさを追求しており、曲走路の多い400mで真価を発揮します。
高反発シリーズらしい反発力を持ちながら適度な柔軟性もあり、後半の失速を抑えたい選手に最適。初心者モデルからのステップアップに、ちょうど良い1足です。
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【上級者向け】自己ベスト更新を狙う3足

6. ミズノ エックスレーザーエリート2(X LASER ELITE 2)

X LASER ELITE 2は、Xレーザーシリーズの上級者向けモデル。ソールの内側と外側で高硬度樹脂の配置を変えることで、強い反発力とコーナリング性能を高次元で両立しています。
アッパーには軽量なスケルトンアッパーを採用し、フィット感も抜群。「200m・400m専用の上級者スパイク」という明確なコンセプトを持つ、国内では貴重なロングスプリント特化モデルです。
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7. アシックス ソニックスプリントエリート3(SONICSPRINT ELITE 3)

SONICSPRINT ELITE 3は、アシックス短距離スパイクの最上位クラス。前作から大きく進化し、ミッドソールにクッション材FF BLASTを搭載した「厚底タイプ」の短距離スパイクとなりました。
厚底化によるクッション性の恩恵は接地回数の多い400mで特に大きく、反発をもらいながら脚を残せるのが魅力です。
100〜400m対応で、インターハイや全国大会を狙うレベルの選手にも応える性能を持っています。
8. ナイキ エアズーム マックスフライ2(AIR ZOOM MAXFLY 2)

AIR ZOOM MAXFLY 2は、世界のトップスプリンターが着用するナイキの最強クラススパイク。前足部のZoom Airユニットとフルレングスのカーボンプレートによる圧倒的なエネルギーリターンが特徴です。
反発が非常に強いぶん、履きこなすには相応の筋力と技術が必要で、400mで使うなら後半まで脚が持つスピード持久力が前提となります。
海外メーカー品のためサイズ感はやや細め。Amazonでも取り扱いがありますが在庫やサイズの変動が大きいので、見つけたタイミングでの確保がおすすめです。
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400mスパイクおすすめ8選の比較表

紹介した8足のスペックを一覧で比較できるようにまとめました。自分のレベルと予算に合うモデルを探してみてください。
| 商品名 | レベル | トラック | プレート | 参考価格 |
|---|---|---|---|---|
| エフォート14(アシックス) | 初心者 | 兼用 | 柔らかめ | 約11,880円 |
| エックスファースト(ミズノ) | 初心者 | 兼用 | 柔らかめ | 約11,000円 |
| ヒートスプリント13(アシックス) | 初心者〜初級 | 兼用 | やや柔らかめ | 約14,300円 |
| SPブレード SF2(アシックス) | 中級 | 専用 | 中間 | 約19,800円 |
| エックスレーザーネクスト3(ミズノ) | 中級 | 専用 | 中間(400m特化) | 約20,350円 |
| エックスレーザーエリート2(ミズノ) | 上級 | 専用 | 硬め(400m特化) | 約24,200円 |
| ソニックスプリントエリート3(アシックス) | 上級 | 専用 | 硬め・厚底 | 約28,500円 |
| エアズーム マックスフライ2(ナイキ) | 上級 | 専用 | 非常に硬め | 約30,000円 |
迷ったときは、まず自分のレベルの行だけを見るのがコツ。対応種目が気になる場合は、各モデルの紹介文もあわせて確認してください。
迷ったらコレ!目的別の選び方早見ガイド

比較表を見てもまだ迷うという人のために、目的別の結論をまとめておきます。
| こんな人 | おすすめモデル |
|---|---|
| 部活に入りたて/まず1足 | エフォート14 or エックスファースト |
| 短距離で勝負する初心者 | ヒートスプリント13 |
| 初の専用スパイク(100・200も掛け持ち) | SPブレード SF2 |
| 400mに専念する中級者 | エックスレーザーネクスト3 |
| コーナリング重視の上級者 | エックスレーザーエリート2 |
| 後半のクッションと反発を両立 | ソニックスプリントエリート3 |
| 最大限の反発が欲しい上級者 | マックスフライ2 |
「まず1足欲しい」人はエフォート14かエックスファーストで間違いありません。性能に大きな差はないので、デザインの好みで選んでOKです。
上級者は、コーナリング重視ならエックスレーザーエリート2、後半のクッションと反発の両立なら厚底のソニックスプリントエリート3、最大限の反発が欲しいならマックスフライ2という選び分けになります。
コスパを上げるコツ
予算に余裕があれば、試合用に専用モデル+練習用に兼用モデルの2足体制がおすすめ。スパイクの寿命も延びて、結果的にコスパが良くなります。
400mスパイクに関するよくある質問
- 100m用のスパイクを400mでも使っていい?
-
使えないことはありませんが、おすすめはしません。
100m向けの硬いプレートは反発が強い一方で脚への負担が大きく、400mの後半で脚が持たなくなるリスクが高まります。
400mをメイン種目にするなら、柔軟性やクッション性に配慮されたロングスプリント向けモデルを選びましょう。逆に、SPブレードSF2のような100〜400m対応のバランス型なら、複数種目の掛け持ちにも対応できます。
- 中学生が400mを走る場合、どのスパイクがいい?
-
まずはエフォート14やエックスファーストなどの兼用オールラウンドモデルがおすすめです。
中学生はまだ筋力が発達途上のため、柔らかいプレートで正しいフォームを身につけることが最優先。
専門種目が400mに固まり、タータンでの試合が増えてきた段階で、エックスレーザーネクスト3などの専用モデルにステップアップするのが王道ルートです。
- スパイクの寿命・買い替えの目安は?
-
使用頻度にもよりますが、週4〜5回の練習で使う場合は1シーズン(約1年)が目安です。
アッパーの破れやソールの剥がれはもちろん、プレートの反発が落ちてきたと感じたら買い替えのサインです。
試合用と練習用の2足を使い分けると、試合用スパイクの性能を長く維持できます。
- 400mハードルやマイルリレー(4×400mR)にも同じスパイクでいい?
-
基本的に同じもので問題ありません。400mハードルもマイルリレーも、求められる性能は400mとほぼ共通です。
後半まで脚が持つ柔軟性・クッション性と、コーナーの走りやすさが重要で、今回紹介したロングスプリント向けモデルはいずれも対応できます。
ただし400mHはハードリング時の着地衝撃が加わるため、クッション性の高いモデル(ソニックスプリントエリート3など)を選ぶと脚へのダメージを抑えやすくなります。
- ピンの長さはどう選べばいい?
-
タータンでは7〜8mm程度が標準です。雨天時や柔らかいトラックではやや長め、硬いトラックでは短めを選ぶと走りやすくなります。
兼用スパイクに付属するピンは土トラック用(長め)の場合が多いので、タータンで走る際は必ず対応する長さ・形状のピンに交換しましょう。
大会によっては使用できるピンの規格が定められている場合もあるため、事前に要項を確認しておくと安心です。
まとめ|自分に合った1足で400mの自己ベストを狙おう

400mのスパイク選びは、「反発力」よりも「後半まで脚が持つこと」を軸に考えるのがポイントです。
初心者は兼用のオールラウンドモデルから始め、レベルアップに合わせてロングスプリント特化の専用モデルへステップアップしていきましょう。
特にミズノのXレーザーシリーズのような400m専用設計のスパイクは、コーナーの多いこの種目で確実にアドバンテージになります。
今回紹介したモデルはいずれもAmazonなどの通販で購入しやすいものを中心に選んでいます。
サイズ切れが起きやすい人気モデルもあるので、気になる1足があれば早めにチェックしてみてください。
